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釜石大観音

岩手県の中南部、太平洋に面する釜石市。海に真向かう高台に聳え立つ白亜の釜石大観音があります。1970(昭和45)年4月に建立され、鉄筋コンクリート製で高さ48.5m、その胸には魚が抱かれ、海の守り神の御利益があるとされていますが、その魚の上の部分は展望台になっています。気高く崇高な容姿は写真撮影の対象としても親しまれ、特に快晴の日は、純白のお姿が、青空に眩しいほど鮮やかに映えます。釜石大観音は、柱を取り入れないで、壁面と床板で組み立ててゆく壁構造と呼ばれる工法で建立されました。ちなみに釜石大観音は「巨大仏」に属するとされています。ただその明確な基準はありません。
 
エッセイストとして活躍するM氏は自著の中で「厳密な理由はないが、ウルトラマンよりデカい」事だと述べています。日本中の「巨大仏」の中で最も古いのは、千葉県富津市にある東京湾観音で、1961(昭和36)年に建立されました。釜石大観音は2番目に古い巨大仏となります。この巨体を支えるために、地下数十mの所に20本近い頑丈な柱が埋め込まれ、直径3mの太い軸で全体が支えられているとの事。実は、東京湾観音の建立の指揮を執った宇佐美政衛氏の名が、観音へ至る歩道脇に建つ記念碑に刻まれているのです。東京湾観音は当時の最新技術で建立されましたが、まだ巨大クレーンなどなかった時代、一つ一つ足場を組み立てての粘り強い建立作業は釜石大観音も同様でしょう。もしも将来、釜石大観音の建て替え工事が行われるとすれば、巨大クレーンの登場となるでしょう。ただ海に面して切り立った高台の上に、どのようにして巨大重機を運び上げるのでしょうか。つい考えてしまいます。
 

 

 

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