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城ヶ倉大橋

青森市の南部、雄大な八甲田連峰の山々の西側を国道103号線で下り、途中で国道394号線へ移って黒石市方面へ少し下った場所に、突如として巨大な橋が現れます。1995(平成7)年10月27日に開通した城ヶ倉大橋(じょうがくらおおはし)で、誰もがその大きさと高さに驚く事でしょう。橋と橋の間に桁(けた)を立てず、両岸の支点同士をつなぐ対傾構によって、橋の上を通る車等の重さを分散させる上路式アーチと呼ばれる構造の橋として、日本最大の規模を誇り、全長360m、全幅11.5m、高さ122mで、橋の支点と支点の間が255mあります。総工費87億円をかけたこの巨大な橋は、かつてこの橋の下の城ヶ倉渓流を通っていた、か細い旧道の困難さを解決し、雪深い青森県東部の南部地方と、青森県西部の津軽地方を繋いだ橋としても有名になりました。
 
橋の袂には駐車場があります。車を降りてぜひ橋の上の歩道を往復してみましょう。東には主峰・大岳を中心とする八甲田の山々、西には遠く津軽のシンボル・岩木山、北には青森湾も遠望でき、眼下の城ヶ倉渓谷までは122mのものすごい高度感です。そして渓流から八甲田の山にかけては広大な森林が広がり、初夏の新緑はもちろんですが、360度見渡すどの方向の山々や森林もすべてが紅や橙、黄色に染め上げられる秋の紅葉の景色は、素晴らしいの一言に尽きます。城ヶ倉大橋の架かる場所は、十和田八幡平国立公園の第一種特別保護地区内である事から、工事は渓流や森林には一切手を着ける事なく、渓谷の両岸の限られた場所に鉄塔を設置し、その頂部から斜めに張ったケーブルで、橋の部材を吊り下げながら建設を進めるという、非常に高度な計算や技術が必要となる難しい工法で完成しました。まさにエキスパートたちによって架けられた巨大な橋、切り立った深い渓谷で悪戦苦闘した先人達の声が聞こえてくるようです。
 
 

 

 

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